5分でわかる東ソー

東ソーとは

企業理念

私たちの東ソーは、化学の革新を通して、
幸せを実現し、社会に貢献する。

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売上高8,615億円

国内外売上構成
国内外売上構成
国外
46%
国内
54%
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従業員数12,955
グループ会社105

国内外従業員比率
国内外従業員比率
国内
76%
国外
24%
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東ソーの歩み

~ ソーダ工業・石油化学工業から総合化学・機能商品へ ~
1935
1936年頃:南陽事業所旧正門・旧本館
1936年頃:南陽事業所旧正門・旧本館

ソーダ工業から石油化学工業へ

1935年~1970年代

東ソーは1935年2月11日、「近代的一大理想工場」をめざし、「東洋曹達工業」として山口県都濃郡(現周南市)に誕生しました。以来、ソーダ、塩化物といったソーダ工業をはじめ、臭素、燐酸、セメントなど無機化学を中心として発展を遂げていきました。1960年代後半からは塩ビモノマー、ポリエチレン、合成ゴムといった石油化学工業へ参入、合わせて第二の拠点として三重県四日市市へ進出しました。

1975
四日市事業所ナフサクラッカー
四日市事業所ナフサクラッカー

総合化学へのステップアップ

1975年~1990年代

1975年4月、東北地方を中心に無機ファイン製品・ソーダ製品・塩ビ樹脂など、多角化を図っていた「鐵興社」と合併しました。1990年10月には「新大協和石油化学」と合併し、名実ともに四日市霞コンビナートにエチレンセンターを有する総合化学会社となりました。

2000's
四日市事業所合成ゼオライト(2009年)
四日市事業所合成ゼオライト(2009年)

ハイブリッドカンパニーの深化

2000年代~現在

コモディティ製品では、2000年半ばより「日本ポリウレタン工業」との関係強化を漸次行い、塩ビモノマーと苛性ソーダのビニル・チェーンはイソシアネートを含むビニル・イソシアネート・チェーンへ進化し、2014年10月には同社と合併しました。一方スペシャリティ製品では、2009年にそれまで南陽事業所(山口県)でのみ製造していたセラミックス、合成ゼオライトを四日市事業所でも製造開始し、その後も機能商品へ積極的に投資を行っています。両分野をバランス良く強化し、「ハイブリッドカンパニー」として更なる深化を目指しています。

東ソーの事業と製品

5つのセグメント

個性ゆたかな化学メーカーを目指して
5つのセグメントで事業を行っています。

5つのセグメント
  • クロル・アルカリ
    売上比率39% 売上比率39% 売上比率
    39%
    セグメント売上
    3,374億円

    塩の電気分解を出発点にして苛性ソーダ、塩ビ樹脂、ウレタン原料などの製品を製造しています。自家発電設備で発生した石炭灰や家庭のプラスチック廃棄物は循環資源としてセメント原燃料として有効活用しています。

  • 石油化学
    売上比率21% 売上比率21% 売上比率
    21%
    セグメント売上
    1,839億円

    ナフサを分解してエチレン、プロピレン、などの石油化学の基礎原料をコンビナート各社へ供給すると共に、自社でポリエチレンや合成ゴムなどの機能性ポリマーまで製造しています。

  • 機能商品
    売上比率23% 売上比率23% 売上比率
    23%
    セグメント売上
    1,974億円

    バイオサイエンス事業(計測分野・診断分野)、有機化成品事業(エチレンアミン、臭素など)、高機能材料事業(セラミックス、合成ゼオライト、石英ガラス、シリカなど)の3つの領域で付加価値の高い製品を製造しています。

  • エンジニアリング
    売上比率12% 売上比率12% 売上比率
    12%
    セグメント売上
    989億円

    水処理事業、プラント建設事業を行っています。

  • その他
    売上比率5% 売上比率5% 売上比率
    5%
    セグメント売上
    438億円

    商社、物流、分析・検査、情報システムなどの事業を行っています。

暮らしの中で・街中で
身近な東ソー製品

身近な東ソー製品

東ソーの強み

(研究・技術)

研究開発方針

東ソーはコモディティ分野とスペシャリティ分野をバランスよく事業展開する「ハイブリッド経営」を進めています。企業が持続的に成長していくためには進化することが必要であり、特にスペシャリティ分野において世界をリードする技術・新製品を創出していくことがカギとなります。当社では技術分野、機能別に編成した7研究所、1技術センターがその役割を担っています。
中長期的に取組むべき重点領域として設定した「ライフサイエンス」「環境・エネルギー」「電子材料」の3分野に研究開発資源を集中し、組織の壁を越え保有技術のシナジーを活かした研究開発を推進しています。

研究開発費166億円 研究員数 約990

重点3分野

  • ライフサイエンス
    • 新規診断システム/検出試薬
    • 医薬精製用分離材料
    • 医療用ポリマー材料
    • 歯科用セラミックス材料
  • 環境・エネルギー
    • 環境浄化用薬剤
    • 触媒用ゼオライト
    • リチウム二次電池用材料
    • 高機能性ポリマー
  • 電子材料
    • 電子デバイス用薄膜形成材料
    • 有機EL用電子/正孔輸送材料
    • ディスプレー用光学ポリマー
    • 半導体・LCD用石英ガラス

東ソーのNo.1Only1

  • No.1
    ジルコニア粉末
    生産能力世界No.1
    ジルコニア粉末生産能力世界No.1

    脆さを解決した画期的なファインセラミックス。 優れた強度と審美性から歯科用セラミックス材料、 時計等の装飾部品に使用されています。

  • Only1
    電解二酸化マンガン
    国内唯一の生産者
    電解二酸化マンガン国内唯一の生産者

    高性能アルカリ電池やリチウム一次電池の正極材、リチウムイオン二次電池の正極材原料として使用されています。

  • No.1
    合成ゴムのCSM
    世界シェアNo.1
    合成ゴムのCSM世界シェアNo.1

    過酷な使用環境に耐え得る特性を有するとともに、明色配合性に優れる特殊合成ゴム。エスカレーターの手すり、自動車用ホース、救命用ゴムボートなどに使用されています。

  • No.1
    苛性ソーダ
    国内シェアNo.1
    苛性ソーダ国内シェアNo.1

    化学名は水酸化ナトリウム。化学繊維、紙・パルプ、無機化学などの多分野で使用されています。苛性ソーダが最終製品の製造に直接使用される例は多くありませんが、工場排水の中和など、幅広い産業分野で使用されています。

  • No.1
    高速液体クロマトグラフィー用カラム
    国内シェアNo.1
    高速液体クロマトグラフィー用カラム国内シェアNo.1

    目的成分を物理・化学的相互作用により分離する直径数ミクロンの分離剤をステンレスなどのパイプに充填したもの。医薬品の純度分析、高分子の分子量測定などに使用されています。

  • Only1
    臭素
    国内唯一の専業メーカー
    臭素国内唯一の専業メーカー

    ハロゲン元素のひとつで特異な物性と優れた反応性を有する物質。有機中間体、無機薬品、写真感光材料、染料、医薬品、農薬、難燃剤などの原料として使用されています。

東ソーのCSR

CO2削減のための施策

  • 苛性ソーダの新型電解槽
    苛性ソーダの新型電解槽

    苛性ソーダは、イオン交換膜(IM)法を使って原料を電気分解して製造されています。
    東ソーは、IM法食塩電解の国内最大手として、1995年に省エネルギー型電解槽を共同開発し、以降も継続して技術改善を進めています。東ソーはこうして培った技術を国内外の企業にライセンス供与し、供与先の省エネルギーに貢献しています。
    ライセンス供与先は国内外36カ国にわたり、省エネルギーによるCO2削減効果は、約990万トン※(2017年度)にのぼります。

    ※ ライセンス供与先の推定生産量に対し、水銀法、隔膜法から東ソーのIM法食塩電解技術への転換による省電力量から推算

  • セメントプラントにおける廃棄物の有効利用
    セメントプラントにおける廃棄物の有効利用

    南陽事業所のセメントプラントは、社内外の廃棄物などをセメント原料や熱エネルギー源として有効活用しています。このうち、熱エネルギー源としては、プラスチック廃棄物、ASR(自動車破砕残さ)、SR(廃家電等破砕残さ)を合わせて1万9千トン受け入れ処理し、化石燃料から排出されるCO2を約3万6千トン(2017年度)削減しました。

中期経営計画

2019~2021年度 中期経営計画 基本方針

ハイブリッド経営による
収益の安定・拡大
コモディティ事業
能力増強も視野に一段の基盤強化を進め、競争力・収益力の向上を図る
スペシャリティ事業
成長分野の差別化・能力増強による事業規模拡大、新規事業の育成により、収益基盤の安定・拡充を図る
安全基盤の強化・安全文化の醸成

プラントの安全操業は社会的責務であり、全てに優先する

強固な財務基盤の維持

大型投資・M&Aをタイムリーに実行できる強固な財務基盤を維持する

省エネ・CO2有効利用の推進

省エネは社会的責務であり、不断の投資を継続する

経営方針

2軸強化による安定経営

特性・役割の異なる“コモディティ”“スペシャリティ”をバランス良く強化し、
外部環境急変下でも安定利益を確保できる事業ポートフォリオを構築

ハイブリッド経営
2016~2018年度中期経営計画
スペシャリティ
  • 成長事業へ拡大投資
  • R&D、M&Aによる事業領域拡大
コモディティ
  • 安定供給・競争力の維持・強化
  • 更新・効率化投資の実施
2019~2021年度中期経営計画
スペシャリティ
  • 成長分野の差別化・能力増強による事業規模の拡大
  • 新規事業の育成
コモディティ
  • ビニル・イソシアネート・チェーンの基盤強化と能力増強
  • 石油化学事業の高付加価値化

業績目標

コモディティ市況軟化をスペシャリティでカバー、営業利益1000億円超目指す

(億円)
2018年度実績 2019年度予想 2021年度目標
売上高 8,615 8,600 8,900
営業利益 1,057 950 1,100
営業
利益率
12.3% 11.0% 10%以上
ROE 15.1% 10%以上