「研究開発コラム」開設

 この度、東ソーの研究開発の最前線をお届けする新しいコラムページ「研究開発コラム」を開設しました。東ソーは「化学の革新を通して、幸せを実現し、社会に貢献する」という企業理念のもと、未来を創造する技術の探求に日々取り組んでいます。本コラムでは最新の研究開発品に焦点を当て、その魅力と可能性を丁寧に掘り下げて紹介します。東ソーが生み出す化学の革新が社会課題をどのように解決し、人々の暮らしをどう豊かにするかを、読者の皆さまに分かりやすくお伝えします。記事をお読みになって関心をお持ちいただいた製品があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。今回は第1弾として、東ソーの研究開発戦略、体制、拠点についてご紹介します。

目次

東ソーの研究体制、拠点

 東ソーは全研究部門を統括する研究本部の下に、先端融合研究センター、石化・高分子研究センター、機能材料研究センターの3つの機能別研究センターを配置し、ライフサイエンス研究所、先端材料研究所、高分子材料研究所、ウレタン研究所、有機材料研究所、無機材料研究所の6研究所を設けています。これらの組織は相互連携を強化し、社会課題の解決や成長分野の開拓、研究DXの推進といった取り組みを研究部門全体で推進することで、持続的な成長と企業価値の向上を図っています。これらの活動を通じて、持続可能で豊かな社会の実現に向けた研究開発を継続して進め、社会に貢献していきます。

研究開発概要

革新的な研究開発によって、社会課題解決型の製品創出へ

 東ソーはライフサイエンス、電子材料、環境・エネルギーの3分野を重点領域として掲げ、これらの分野で革新的な研究開発を推進することで、SDGsを踏まえた社会課題の解決につながる製品創出を目指しています。具体例として、ライフサイエンス分野では診断システムや医薬関連ポリマー、歯科用セラミックスなどを通じて健康・医療の発展に寄与します。電子材料分野では薄膜材料、有機EL材料、ディスプレイ用光学ポリマー、半導体・LCD用石英ガラスなどの素材開発を進めています。環境・エネルギー分野では環境浄化用薬剤や触媒用ゼオライト、リチウム二次電池用材料、高機能性ポリマーなどを通じて資源循環とエネルギー効率の向上に貢献する研究開発を展開しています。

研究開発の加速に向けた取り組み

 研究開発の効率化と加速を目的に、東ソーは複数の施策を実施しています。2023年にはMIセンターを設立し、研究所間を横断する技術融合テーマの創出とMIによる材料開発の効率化を推進しています。加えて、技術・M&A情報の収集力強化のため米国拠点を設置し、研究ファンドへの投資を継続するなど、情報戦略と連携した取り組みを進めています。さらに次世代の研究開発活動を担うため、神奈川、四日市、南陽の各事業所に新研究棟を整備しました。これらの環境整備は、データの抽出・蓄積・分析といったデータ駆動型の研究プロセスを支え、研究部門間の連携を強化し、社会課題の解決につながる新技術・製品の創出を促進することを目的としています。

重点3分野に関わる製品例

 ライフサイエンス、電子材料、環境・エネルギーの重点3分野を横断する素材群を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。各分野では、素材の設計・最適化・評価といった基盤技術により性能向上や新用途の創出を進めており、東ソーは多様なニーズに対応できる柔軟性を有しています。現在取り扱っている製品は、下記リンクよりご確認いただけます。今後のコラムでは重点3分野に関わる特定の研究開発品を取り上げ、研究経緯、材料特性の詳細、東ソーが想定する新用途など、従来の製品カタログでは伝え切れなかった最新情報を深堀りして発信していきます。

 「研究開発コラム」では、最新の研究開発品に焦点を当て、その魅力をわかりやすく深掘りして紹介します。東ソーの取り組む化学の革新が社会課題の解決や皆さまの暮らしの向上にどのように寄与しているかを、一つひとつの研究開発品を通じてお伝えします。定期的に更新されるコラムを通じて、東ソーの技術が描く未来を身近に感じていただければ幸いです。今後の更新にもご期待ください。