2011.04.01

ニュースリリース

社長入社式挨拶(4月1日、東ソー本社での訓示から抜粋)

東ソー株式会社 入社式
日時:2011年4月1日(金)10時より
場所:本社(東京都港区)にて
宇田川 憲一 社長の訓辞(要旨)

 社会人、産業人として一歩を踏み出した皆さん、おめでとう。東ソーに働く仲間として、皆さんを迎えることができて、大変うれしく思っている。皆さんには、10年後、20年後の東ソーの屋台骨を支えてもらわなければならない。活躍を大いに期待している。

 東日本大震災からまだ3週間しかたっていないため、心がまだザワザワしていると思うが、気を引き締めて新しい生活に入っていただきたい。

 入社式にあたり、次の5つのことを言っておく。
第一は、皆さんが東ソーで活躍してもらえる基本的能力と色々なことに挑戦できるPotentiality を持っていると判断して、入社してもらった。自分の希望とは違う配属、担当する仕事でも、精一杯頑張ってもらいたい。

第二は、自分を見失わないでコミュニケーションできる、チームプレイができる、したたかな知恵をつけてもらいたい。

第三は、配属後3年で与えられた仕事のプロ、一人前になってもらいたい。一人前とは、上司からの細かい指示、途中でのチェックが無くても、その仕事の本質を理解した上で、期限内で仕事を仕上げられる人を言う。

第四は、その道のプロになることと同時に、自分の仕事に関連する社外情報は勿論のこと、広く世の中の動き、産業界の動向、新技術の情報等を積極的に収集し、自分で分析、解釈してもらいたい。他人の解説をそのまま信じてはいけない。

第五は、外国語で仕事の話ができるようになってもらいたい。英語は必修である。できれば中国語もマスターしてもらいたい。外国語はパソコンと同じ、今や仕事の必需品である。