1998.12.07

ニュースリリース

電解・塩ビモノマーの事業提携について

三井化学株式会社(三井化学、社長:佐藤彰夫)と東ソー株式会社(東ソー、社長:田代圓)は、電気化学工業株式会社(社長:矢野恒夫)とともに塩ビ樹脂事業を集約して1996年に大洋塩ビ株式会社(社長:日野清司)を設立し、その運営に当たっております。


 この度、東ソーが1999年春に競争力を有する電解プラント及び塩ビモノマー(VCM)プラントの増設工事を完了することに伴い、三井化学は大阪工場の電解・VCMプラントを休止し、東ソーに苛性ソーダ及びVCMの生産を委託するとともに、東ソーはこれを受託して生産の集中化を図り、競争力を強化することで、両社合意致しました。合意内容は以下のとおりであります。

  1. 三井化学は、東ソーからの製品受け入れ体制が整う1999年12月末を目途として、大阪工場の電解プラント(苛性ソーダ換算の年産能力:70,000トン)・VCMプラント(年産能力:109,000トン)を休止し、生産を東ソーに委託する。
  2. 東ソーは、上記プラントの停止に伴って、三井化学からVCM、苛性ソーダの生産を受託し、2000年以降、次の数量を三井化学に供給する。
    VCM        100,000トン/年  
    苛性ソーダ      70,000トン/年
  3. 三井化学は、東ソーに対し上記VCM委託生産に必要見合いのエチレンを供給する。

本件に関するお問い合わせ先
三井化学株式会社 東ソー株式会社
広  報  室 広  報  室
03-3592-4060  03-3505-4531