PROFILE

入社1年目は、先輩の指導のもと、ハイシリカゼオライト(自動車用排ガス浄化触媒)のプラント新設工事に携わり、安全管理の基礎を学ぶことからスタートしました。2年目からは一人立ちし、動力プラントの管理担当を任されています。

社会の役に立つ仕事がしたい。
地元で働きたい。
その思いを叶えてくれるフィールド。

東ソーとの出会いは?

私が東ソーを知ったきっかけは、大学時代に参加したコンビナート見学でした。授業の一環で複数の企業を訪問した際、四日市事業所を見学し、初めて間近で見た大規模な設備の迫力に圧倒されました。また、年齢の近い先輩社員と交流し、働く人や職場の雰囲気に触れて好印象を持ちました。

入社の決め手は?

大学では機械工学を学び、自動車分野に興味を持っていましたが、就職活動では「最終製品よりもモノづくりの上流に関わりたい」と考えるようになりました。一般には目に触れにくい領域であっても、専門知識を活かして社会に貢献したい──その想いに合致したのが、見学経験のあった東ソーでした。しかも、地元・三重で働ける点も魅力でした。

若手でも、生産の要となる
重要設備を任せてもらっています。

所属部署の役割を教えてください

設備管理部は、四日市事業所の生産活動を支えるプラントの管理を担っています。中心となる業務は、新設備の導入や更新に関わる投資計画の立案と推進です。「特定グレードの生産量を増やしたい」「既存設備では増産できない」といった製造部門の要望に応えるべく、プラント設備の導入・更新を検討します。どの設備が課題解決につながるのか、どの機器を選定すべきか、費用や納期はどうか。製造部門と連携しながら検討し、承認後、計画を実行します。また、稼働後の保全や、より効率的な設備管理に向けた新技術の導入にも取り組んでいます。

どんな業務を担当していますか?

私は現在、主にプラントの設備投資に関わる業務に携わっています。動力プラントのほか、高機能なエンジニアリングプラスチックPPS(ポリフェニレンサルファイド)や石油樹脂などの製品の製造プラントを担当しています。このうち、蒸気(熱)・工業用水・圧縮空気といったエネルギーをつくって各プラントに供給する動力プラントは、工場に命を吹き込む重要設備です。ここが安定稼働していないと、工場全体の生産活動に支障をきたします。設備の更新にかかる費用も、初めて聞いた時は驚くほどの金額です。入社4年目にして、極めて責任の重い仕事を任されていることになります。

自分の手がけたプラントが
今日も元気に動き続ける。
設備担当ならではの喜びです。

仕事の面白さは?

プラント導入には、費用確定から工事発注、施工管理、試運転まで多くの工程があります。中でも私が特に力を入れているのが、施工の安全と品質管理です。安全面では作業者への働きかけや現場確認を徹底し、品質面では非破壊検査などを活用し、目に見えない不具合も見逃さないよう努めています。大型設備の導入工事は長期に及び、さまざまなトラブルを乗り越えてようやく稼働に至ります。それだけに、自分が携わった設備が順調に稼働する様子を見ると「今日も元気に動いている」と嬉しくなります。また設置から50年近く動き続ける設備もあり、「自分の仕事が未来にも残り続ける」と感じて感慨を覚える瞬間があります。

印象に残るエピソードを教えてください。

印象に残っているのは、入社2年目の大規模トラブル対応です。全生産設備の停止・再稼働の局面で、担当する動力プラントに想定以上の負荷がかかり、正常に動かなくなりました。原因調査を任された私は、普段入ることのないボイラー内へ入り破損状況を確認。緊張の中で写真や動画を撮影し、得られた情報をもとに上司・先輩・設備メーカーと対策を検討し、復旧に導きました。現場情報の価値を身をもって学んだ経験です。

機械系学生が総合化学メーカーで働く
やりがいは想像以上に広がっています。

実際に働いて感じる東ソーの魅力は?

東ソーは、和気あいあいとした雰囲気で風通しの良い会社です。新人のうちは、与えられた業務を進める中で困りごとや不明点が出てきますが、心配はいりません。気軽に周囲へ相談できる環境が整っており、安心して業務を進めることができます。また、新しいことに積極的に挑戦する風土があることも、東ソーの大きな魅力だと思います。
私が携わる設備管理の分野でも、保全業務の革新に向けた取り組みが進んでいます。たとえば、これまで足場を組むなど大きな労力が必要だった大型タンク内部の検査にドローンを活用したり、清掃業務でロボット導入を検討したりと、効率化と安全性の向上を目指した挑戦が行われています。

学生へのメッセージをお願いします。

機械系の学生が東ソーでエンジニアリングの仕事に就くと、大学で学んだ荷重計算やCADといった基礎知識をさらに磨きながら、国内でも最大規模の設備づくりに携わることができます。モノづくりの最上流で、自動車のシートから住宅の床材、食品の包装フィルムまで、幅広い産業を支えるやりがいを味わえるのも魅力です。自分の仕事が、人々の暮らしに欠かせないモノの源流をつくっている──その実感は、就職活動で想像していた以上に誇らしいものでした。
ぜひ多くの皆さんに、東ソーが機械系の専門性を存分に活かせるフィールドであることを知ってほしいと思います。