PEOPLE
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グローバルなビジネスパーソンを目指して
持続可能な社会につながる自社製品の
事業拡大、新市場開拓に挑戦。

鎌倉 賢吾
高機能材料事業部 ゼオライト部
2018年入社
※掲載内容は取材・撮影時のものです。
PROFILE
新入社員研修を経て現部署に配属され、ハイシリカゼオライトの生産・輸送計画の立案、販売管理などを経験。現在は、北米&国内マーケットの営業を担当し、既存事業の維持・拡大と新規事業の開発に取り組む。
独創的な素材で未来を変える。
その最前線で働きたい。

東ソーに興味を持った理由は?
そう考えるようになったきっかけは、大学時代に参加した大手メーカーの長期インターンでした。インターンでは日本の“ものづくり”が世界に評価される理由を肌で感じました。「自分もグローバルな舞台で価値を生み出したい」。その思いが強く刻まれた経験でした。
同時に、私には“環境に貢献したい”という、もう一つの思いもありました。黄砂やPM2.5の影響を受けやすい地域で育ったことから、空気の質や大気汚染に対する問題意識は学生時代から強く持っていました。
就職活動では、「グローバルに挑戦できること」と「地球環境問題の解決に貢献できること」を軸に企業を探していました。
その中で出会ったのが東ソーです。ハイシリカゼオライトが、自動車排ガスを浄化する触媒原料として世界で活用されていることを知り、素材そのものが環境課題の解決につながっていくスケールに心を動かされました。“素材が未来を変える”。その事実にひかれ、ここでなら自分の志を実現できると確信しました。
入社の決め手を教えてください。
最も心に残っているのは会社説明会などで出会った社員の“学生への向き合い方”でした。
私は入社後の配属先やその先のキャリアの広がりについて率直に質問しましたが、先輩社員は人事制度を表面的に説明するだけではなく、実例を交えて丁寧に語ってくれました。将来の姿をぼんやりとではなく、具体的に描けるようになりましたし、当時学生の私にも親身になって教えてくれるその姿勢にも強く惹かれました。
そう実感できたことで、東ソーを志望する気持ちは、より強い確信へと変わりました。
国内と北米を舞台に、
既存ビジネスの進化と
新市場の開拓に挑んでいます。

現在の業務内容は?
現在私は、北米・国内市場を担当するハイシリカゼオライトの営業として、二つのミッションに取り組んでいます。
一つは、これまで先輩たちが築き上げてきた既存ビジネスをしっかりと維持し、さらに発展させることです。既存需要を正確にとらえること、技術ニーズを汲み取り開発につなげていくこと。その積み重ねが、安定した供給と信頼関係を支える基盤になります。
もう一つは、新しい用途・市場を切り拓く挑戦です。
ハイシリカゼオライトは、自動車業界のみならず、多種多様な業界からも引き合いがあります。寄せられる要望に対し、技術的な条件を整理したうえで研究・製造部門と連携し、事業化へとつなげていきます。
既存事業の深化と新市場の創出。この両輪で、ハイシリカゼオライトを世界へ広げています。
担当業務への思いを聞かせてください。
私は東ソーの最終面接の段階から、「ハイシリカゼオライトに携わりたい」と希望していました。その思いが叶ったのか、現部署に配属されました。
配属後の最初の4年間は、ハイシリカゼオライトの生産・輸送・在庫を管理する計画業務に携わりました。製品の特徴や生産プロセスを深く理解するこの期間は、営業としての基礎体力をつくる重要な時間でした。
その経験を土台に、2022年から国内営業を担当するようになり、約1年後には担当エリアが北米にも拡大しました。
学生時代から描いていた「グローバルなビジネスに挑戦する」という目標に近づく機会を得たことで、いまはより一層モチベーション高く日々の業務に向き合えています。
顧客と社内の開発・製造をつなぎ、
成功した開発を“事業”へと育てていく。
そこに、この仕事ならではの醍醐味があります。

仕事のやりがいを教えてください。
ハイシリカゼオライトは、排ガス浄化触媒をはじめ、地球環境の改善に直結する用途が今も広がり続けている素材です。特に近年では、カーボンニュートラルの実現に寄与する製品を扱えていることが、大きなやりがいであり誇りでもあります。
新規案件では、研究・製造・営業が一体となって新しい用途開拓に挑みます。私はその最前線で、顧客の要望を把握しつつ、技術条件を整理し、社内の各部門をつないでプロジェクトを前に進める“ハブ”の役割も担います。研究、製造部門それぞれの立場や想いを理解し、落としどころを見つけながら開発案件を成功に導く――決して簡単ではありません。だからこそ、最終的に営業として事業化まで結びつけられた時の手応えは格別です。
印象に残る担当案件は?
北米担当になったばかりの2023年、私は大手顧客を相手にした3つの新規開発案件を任されました。英語力も、営業としての経験も決して十分とは言えない状態でしたが、顧客との英語での技術ディスカッションから条件面の交渉まで、自ら能動的に進める必要がありました。非常にチャレンジングなプロジェクトでした。
それでも、研究・製造部門と密に連携し、3案件すべてが実機プラントでの試作フェーズまで到達。そのうち2件の実機試作品は、顧客から良好な評価をいただきました。さらに、量産に向けて必要となる投資負担の調整や価格条件のすり合わせなど、開発成果を“事業化”するフェーズにも携わることができました。営業としてだけでなく、ビジネスパーソンとしての視野や経験の幅が大きく広がり、確かな自信を得られた一年でした。
顧客の要望や期待を上回る提案を通じて、
双方にとって持続的な価値を
創出する関係を構築する。
それが営業の根源的な役割。

営業として大切にしていることを教えてください。
ハイシリカゼオライトの営業の役割は、単に製品を売ることではありません。
顧客が求める“理想のゼオライト”を、ともに探し、ともに形にしていく。そこに、この仕事ならではの価値があります。
顧客からは「東ソーなら実現できるはずだ」という期待と信頼を寄せていただきます。しかし、要望されたゼオライトが必ずしも既存の技術でつくれるわけではありません。これまでにない素材を生み出し、実商に至るまでには、多くの壁を乗り越える必要があります。
そうした場面でも代替案を提示し、ときには発想を転換しながら、顧客と東ソー双方にとって最適な道を探ります。たとえ100%一致しない提案であっても、当社の力を結集し、期待以上の価値を提供することで、Win-Winの関係を築ける。それこそが営業の役割であり、本質だと考えています。
今後の目標や将来の夢を教えてください。
ハイシリカゼオライトの重要市場である欧州で、営業として勝負したい。それが次の目標です。
現在、ハイシリカゼオライトの主力用途である自動車排ガス浄化触媒の顧客の多くは欧州に拠点を置いています。これまで私は、プロセス触媒や、VOC(揮発性有機化合物)吸着用途の顧客を主に担当してきました。
次のステップでは、より大きな市場である欧州を任せてもらえる人材へと成長することを目指しています。
まずは今の業務で実績と信頼を積み上げ、「鎌倉なら欧州に送り出せる」と評価してもらえるよう、着実に力を磨いていきたいと考えています。

