社会貢献活動
東ソーは、事業活動を通じて地域社会の発展に貢献することで、社会との共存・共栄を目指しています。そのために、国内外の各地域において、地域社会との対話の機会を積極的に設け、良好な信頼関係の構築に努めています。
東ソーは、事業活動を通じて地域社会の発展に貢献することで、社会との共存・共栄を目指しています。そのために、国内外の各地域において、地域社会との対話の機会を積極的に設け、良好な信頼関係の構築に努めています。
東ソーの各事業所では、環境保全や保安防災、安全対策などについて行政や地域住民の皆さまとの意見交換の場を定期的に設けています。
事業活動や取り組みを紹介するだけでなく、日頃東ソーに対して感じていることや要望などを聞くことで、今後の活動改善につなげています。新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった取り組みもありましたが、今後も地域の皆さまとの対話を通じ交流を深め、安全・安心で信頼される企業を目指していきます。
なお、2020年度は事業所、研究所において、548人の見学者を受け入れました。
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | |
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見学者数 | 3,797人 | 3,412人 | 548人 |
地域の皆さまから「東ソーグループは開かれた企業」であることをご理解いただくため、従業員が地域の皆さまと直接触れ合い、信頼関係を深めていくことを大切にしています。各地域のイベントにも積極的に参加し、対話や交流を実践し相互理解を高めています。
新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったイベントも多くありましたが、これからも、地域と東ソーグループがともに持続的発展を遂げられるように活動を続けていきます。
南陽事業所では、地域との共生・共存を進めていくために、地元の社会福祉施設や赤い羽根共同募金へ寄付を行っています。施設の運営や地域の社会福祉に役立てていただけるよう、毎年継続して活動しています。
その他にもペットボトルキャップで子どもたちの命を救う取り組みに賛同しています。このキャップの売却収益は、自治体を通じて開発途上国の子どもたちにポリオワクチンなどを摂取する費用に充てられています。今後も継続してキャップ回収活動を行い、支援していきます。加えて、新型コロナウイルス感染症の影響で、開催が中止となった夏休み子ども劇場の費用を「子供育成支援金」として周南市へ寄贈しました。この支援金は市内小学校の図書管理システム導入費として活用されました。
四日市事業所では、四日市地区の管理職で構成される「土曜会」が、新型コロナウイルス感染症の対策に役立ててもらうことを目的に四日市市に30万円を寄付しました。寄贈・感謝状贈呈式では、副市長から感謝状と感謝の言葉をいただきました。
その他にも霞コンビナート内、西側護岸道路に路側帯・歩行路を敷設しました。この道路が朝夕の通勤時間帯に通勤車両や作業者で大変混み合うため、歩行者の安全を考慮し管轄する四日市港管理組合の許可を得て実施しました。この取り組みが「小さな親切」※1実行章を受章しました。
各事業所、研究所の周辺地域や地域の花火大会などが終わった後のイベント会場などを清掃しています。四日市事業所では、新入社員研修の一環として、事業所近くの垂坂公園の清掃や自然の家の里山保全活動を行いました。清掃活動をするだけではなく、目的や意義を明確にし、従業員の意識改革にも取り組んでいきます。
クリーンアップ・マイ・NANYOは、地域住民が快く歩道や公園を利用してもらえることを願い毎年開催しています。2020年度は、新型コロナウイルス感染症の対策に伴い通年より規模を縮小し開催しました。約270人の参加があり、新型コロナウイルス感染対策実施の下、周南市内6カ所(約4㎞)の道沿いや公園の清掃活動を行いました。
東ソーは、山口県周南市の永源山(えいげんざん)公園のネーミングライツを5年間取得する契約を結びました。これによって公園名は「TOSOH PARK 永源山」となりました。
「TOSOH PARK 永源山」は南陽事業所から徒歩圏内に位置し、四季折々に数多くのイベントが開催され市民の憩いの場として親しまれています。東ソーグループとは公園でのイベント参加や清掃活動などを通じて、大変関わりの深い公園です。当公園へのネーミングライツによる支援を通じて、地域社会に一層貢献ができ、東ソーグループをより身近に感じてもらえることを期待しています。
子どもたちに化学の楽しさや化学産業に興味をもってもらうことを目的に、さまざまな活動を行っています。
地域の小中学生を対象とした社会見学会の受け入れを行い、ものづくりへの親しみや楽しさを感じてもらうほか、実験を通して化学の不思議な現象や面白さを体験してもらうなど、化学を身近に感じてもらえる場を提供しています。
東ソーでは、地域の小・中学校などを訪問し、出前授業を行っています。事業所の概要や地域との連携事業などについて説明し、東ソーについての理解を深めてもらいました。南陽事業所近隣の中学校では「働くことはSDGsにつながるのか」をテーマに、東ソーとSDGsとの関わりを説明し、その他にも企業の活動を分かりやすく伝えるなどの内容で出前授業を行いました。
南陽事業所では、地域の子どもたちが化学に興味をもってもらえるよう、TRY!※2メンバーによる化学実験などのさまざまな活動を行っています。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で活動は縮小となりましたが、収束後には地域に、より一層の貢献ができるよう取り組みを進めて行きます。
出展 | 実施日 | 参加 者数 | 活動テーマ | 活動内容 |
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南陽工業高校、新南陽高校との合同清掃活動 | 12/11 | 約40人 | 永源山公園内の落ち葉拾い、腐葉土づくり | 永源山公園の合同清掃活動(落ち葉拾い)
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四日市事業所では、地域の子どもたちが化学に興味をもってもらえるよう、LET'S※3メンバーによる化学実験などのさまざまな活動を行っています。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、活動ができませんでしたが、収束後には地域の皆さまと多く触れ合うことができること願い、さまざまな計画を立てています。
南陽事業所では、スポーツを通じて、地域とともに子どもたちの健全な育成を目指す目的で、野球大会とサッカー大会を開催しています。2020年度のサッカー大会は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。
Tosoh Bioscience LLCでは、寄付や支援活動を通じて、地域との共存・共栄を目指しています。2020年度は非営利団体と提携し、感謝祭の際に、地域住民に缶詰などの食品を寄付しました。また、地域の貧困家庭(3戸)への援助として、救世軍と連携し、クリスマスギフトを届ける活動を11年連続で行っています。その他にもプレゼントの梱包作業と配送のボランティア活動も行いました。
東曹(瑞安)聚氨酯有限公司では、1,000枚の医療用マスクを瑞安市人民病院に寄付しました。
また、東ソー本社から発送した医療用マスクについても、瑞安市人民病院の労働組合に寄付を実施し、後日、瑞安市人民病院労働組合から東曹(瑞安)聚氨酯有限公司に対し感謝の言葉をいただきました。今後も地域に貢献できるように支援活動を継続していきます。