東ソー株式会社 CSR

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CSR重要課題

東ソーグループは、社内と社外による重要度評価により、東ソーグループが積極的に取り組むCSR重要課題を特定しています。この解決に向けた事業活動が、社会への持続可能な発展と東ソーグループの持続的成長につながるとの認識の下、CSR活動を経営の中核に位置付けグループ全体で取り組んでいきます。

2022~2024年度CSR重要課題とKPIの特定ステップ

  • Key Performance Indicator
Step 1重要課題候補の
選定

持続可能な社会への貢献と東ソーグループが持続的に成長していくための、リスクと機会になり得る重要課題候補を国際ガイドライン(ISO26000※1、GRIスタンダード※2)や社会要請を勘案して抽出

  1. ISO(国際標準化機構)による組織の社会的責任に関する国際規格
  2. 国際NGOのGlobal Reporting Initiativeによるサステナビリティ報告に関する枠組み
Step 2重要課題候補の
重要度評価

社会への持続可能な発展へのインパクトと東ソーグループの持続的成長へのインパクトの視点で、社内と社外※3による、重要課題候補の定量的な重要度評価を実施

  1. 社外評価:社外取締役および投資機関(4機関)、CSRコンサルタント、非営利法人など
Step 3重要課題の特定
重要度評価に加え、2021年までのCSR活動の成果と東ソーグループへの社会からの期待を鑑み、❶~❸の考えから重要課題9課題を特定
  1. 社会への持続可能な発展へのインパクトと東ソーグループの持続的成長へのインパクトの双方の重要性が高い課題
  2. 社会の持続可能な発展へのインパクトの重要性が高い課題
  3. 東ソーグループがこれまで積極的に活動してきた課題
CSR重要課題(2022〜2024年度)
  • 社会課題解決型の 製品・技術の創出・提供
  • 気候変動問題への対応
  • 環境保全活動の強化
  • 安全・安定操業
  • 製品安全・品質マネジメント
  • ダイバーシティ&インクルージョン
  • CSRサプライチェーンマネジメントの強化
  • コンプライアンスの強化
  • 人権尊重
Step 4KPIの特定

特定した9課題の解決に向け、ステークホルダーからの信頼と東ソーグループの持続的成長につながる24項目のKPIを設定

承認

CSR委員会と取締役会で審議

2022年度~2024年度CSR重要課題とKPI

重要課題KPI(ゼロまたは数値は目標値)2022年度取り組み実績評価
社会課題解決型の
製品・技術の
創出・提供
  • 環境、QOLに貢献する新製品・技術の創出:2024年度末で前中計比110%以上
  • 製品化計画の策定、および定期的な進捗確認と対策実施
計画通り進捗中
  • 研究開発力の強化:投稿の件数30件以上/年
  • 東ソー研究・技術報告への積極的な投稿および対外発表の推奨
69件達成
  • 社会課題解決型オープンイノベーションの実施:ニュースリリース2件以上/年
  • 「井上春成賞」受賞(有機EL用電子輸送材料の開発)
  • NEDOグリーンイノベーション基金事業参画(微細藻類由来原料の製品開発)
2件達成
  • 技術の資産化:特許出願数:前年度比105%以上
  • 戦略的7テーマの出願増加
99%未達
  • マテリアルズ・インフォマティクス(MI):活用レベル3以上(5段階評価)
  • MI技術の全社展開
  • MI教育の推進
計画通り進捗中
気候変動問題への
対応
  • 東ソーグループ 2030年度に2018年度比 GHG排出量30%削減
  • 主要GHG排出量削減テーマの投資決定
    • バイオマス発電設備新設
    • バイオマス半炭化装置導入
  • 製品出荷場屋根への太陽光発電設備設置
計画通り進捗中
環境保全活動の
強化
  • 重大環境事故ゼロ
  • 自主管理値遵守の徹底
  • 環境教育の推進
  • グループ会社との連携
ゼロ達成
安全・安定操業
  • 重大保安事故ゼロ
  • リスクアセスメントの高度化
  • 物流事故防止の取り組み
  • グループ会社との連携
ゼロ達成
  • 重大労働災害ゼロ
  • 安全の基本動作の徹底
  • 類似事故・労災の撲滅への取り組み
  • 工事体制システムの維持改善
  • グループ会社との連携
ゼロ達成
製品安全・
品質マネジメント
  • 重大品質問題ゼロ
  • 部門間連携による製品苦情削減の取り組み
  • サプライチェーンの管理強化
  • 物流クレーム・トラブル発生率低減の取り組み
1件未達
  • 重大不適合発生件数ゼロ(化学品)
  • 化学物質リスクアセスメントの確実な実施
  • 化管法改正対応(SDS対応)
  • 毒劇法新規追加物質への対応
ゼロ達成
ダイバーシティ&
インクルージョン
  • 男性従業員の育児休業取得率:50%以上
  • 対象者に対する取得奨励文の送付
  • 規程改定・育児ガイドブック更新と社内周知
85.5%達成
  • 年休取得率(全従業員):80%以上
  • フィードバックなどによる取得促進
85.0%達成
  • 総合職採用者に占める女性割合:20%以上
  • 女性就活生向けセミナー参加による当社アピール
  • 女性リクルータ人員増員
29.9%達成
  • 幹部職に占める女性割合:2024年度2.6%以上
  • 女性総合職の職域の拡大
  • キャリアカウンセリング制度による継続的なサポート
計画通り進捗中
  • キャリアカウンセリング実施割合 :2024年度70%以上
  • 階層別教育受講者へのカウンセリング実施
計画通り進捗中
CSR
サプライチェーン
マネジメント
の強化
  • 1回目SAQ結果のフォロー
  • 1回目SAQ調査分析による回答傾向の把握
実施達成
  • 2回目SAQの内容検討・実施
(2023年度より実施)計画通り進捗中
  • 新規購買先の審査検討
(2023年度より実施)
コンプライアンス
の強化
  • 重大な法令違反発生件数ゼロ
  • 公益通報者保護法の改正に伴う相談窓口の見直し、規程類改定、マニュアル整備、対応従事者への教育、窓口変更の周知
  • コンプライアンス、ハラスメント教育
  • グループ会社との連携
  • 輸出管理(東ソーおよび国内グループ会社に対する教育)
  • 独占禁止法遵守(グループ各社の実施状況調査)
ゼロ達成
  • グループ全体に法令遵守・企業倫理教育活動の浸透を図る
人権尊重
  • 人権方針の策定
  • 東ソーグループ人権方針策定
策定達成
  • 人権教育の実施
  • 専門家によるセミナー、各階層別研修、国内グループ会社向け啓蒙など
実施達成
  • 人権デュー・ディリジェンス(DD)対応準備
(2023年度より実施)計画通り進捗中
  • 2023年度より90%以上に変更しました。