特集2東ソー・エスジーエム株式会社

情報社会に
不可欠な材料として、
東ソーの石英事業を
素材から支える

特集2 東ソー・エスジーエム株式会社

高度な製造技術を駆使して展開する
東ソーグループの石英ガラス事業

東ソー・エスジーエムは1982年、日本石英硝子(現東ソー・クォーツ)が開発した合成石英製造プロセスを工業化するため、東ソー南陽事業所内に日本石英硝子の子会社山口日本石英として設立されました。

石英ガラスの製造には、多くの水素を使用するため、大規模な電解ソーダ製造設備を有し、副生水素などのユーティリティが豊富な南陽事業所内での工場建設となりました。2000年には社名を東ソー・エスジーエムに変更。SGMは、Silica Glass Materialsの頭文字です。

石英ガラスは、高純度、耐熱衝撃性、高透明性、高耐腐食性といった優れた特性をあわせ持つ、他のガラスには見られない唯一無二の材料です。長年にわたって培ってきた製造技術を駆使し、あらゆるニーズに対応しています。

東ソーグループの石英事業

東ソーグループの石英事業

優れた素材の特長を活かしながら、
多様な市場へと展開

石英ガラスは、大きく分けて溶融石英ガラスと合成石英ガラスの2種類があり、東ソー・エスジーエムはこの両方を手掛けています。

溶融石英ガラスは、水晶の粉末である高純度結晶性シリカ粉や合成シリカ粉を酸水素炎や電力で溶融し、スラブやコラム形状のインゴットに製造したもので、耐熱性に優れることから主に半導体製造装置部材に使用されています。

一方、合成石英ガラスは、高純度な四塩化珪素を加水分解して製造したもので、光学的な均質性の高さから、レンズやプリズムなどの光学部品用材料に使用されています。

これらの優れた素材は、半導体製造分野、通信分野、液晶パネル製造分野、光学分野、エネルギー分野などで欠かせない部材として、情報化社会のさまざまなニーズに応えています。近年、高速通信規格5G、AI、IoT、自動運転や電気自動車の普及に加え、在宅勤務やオンライン学習などの社会のデジタル化の進展に伴い、半導体製造プロセスにおける不可欠な材料として石英ガラスの需要が急速に拡大しています。

これからも石英事業のさらなる拡大を通して、情報化社会を支える幅広い産業分野に貢献していきます。

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