World Wide

世界から見た東ソー

世界の化学業界のいま。
東ソーへの期待。

米国グループ企業へのサポートを通じて
東ソーの価値を世界に提供する

USA
Tosoh America, Inc.

青木 篤志

持株会社・サービス会社として米国グループを多方面からサポート

私が働くTosoh America, Inc.は、高機能商品、バイオサイエンス、販売会社を擁する東ソー米国グループ企業を統括する持株会社です。単なる持株会社としてだけでなく、シェアードサービス会社として経理・財務、人事、ITサービスを一括してグループ企業に提供する機能を持つのが特徴です。私は、社長直轄の企画部門に所属し、上記の各部門が抱える課題への取り組みや東ソー米国グループ各社への事業支援を行っています。具体的に言うと、損益改善策における固定費削減や損益分析の遂行、取締役会への参加や資料作成などが主な業務です。例えば、米国グループ内の保有資金の有効活用化。資金の不足しているグループ企業に、他の余剰資金をまわして外部借入を最小化し、効率的な資金運用を実現しています。顧客であるグループ子会社が求める「専門的で品質の高い経理・財務・人事・ITサービス」の提供も重要なミッションです。このように、持株会社として、各領域で付加価値を提供できるサービスを考えねばなりません。また、サービス品質向上のため、人材開発や効果的な教育体制を整え、従業員が働きやすく、やりがいを持てる職場環境づくりにも向き合っています。

東ソーのもつ強みを最大限発揮し社会から必要とされる存在へ

東ソーは『化学の革新を通して、幸せを実現し、社会に貢献する』という企業理念を掲げています。実際、東ソーは生み出した製品や技術によって社会に多くの貢献をしており、ここ米国でも、最先端テクノロジーや医療分野で東ソーが必要とされていることは私自身ひしひしと感じています。「東ソーの発展=世界の発展」となるように、引き続き「顧客志向」、「将来のビジネスを作り出す研究・技術開発」、「将来の東ソーを支える人材開発」という3本の矢を推し進め、もっと世界から必要とされ、価値を世界に提供できる会社になるよう努力していきたいですね。

北米での情報収集を武器に
モノづくりにイノベーションを起こす

USA
TOSOH USA, Inc.

最上 聡文

東ソーの新たな事業の源泉となるオープンイノベーション活動とは

TOSOH USA, Inc.は、北米を中心に、東ソー及び関連会社の製品を輸入・販売する会社です。取り扱う商品は、ファインケミカル、合成ゴム、合成ゼオライト、セラミックス、石英ガラスなど。会社としては、北米を中心とした既存顧客との商売の維持や新規顧客の開拓、情報収集及び日本の各部門への報告が主な役割です。私自身は、サンフランシスコ・ベイエリアのTOSOH USA, Inc.内に新たに設置された北米情報収集拠点で、新規技術や新規ビジネスの情報を研究開発部門や事業部門へ伝える業務を担当しています。いわゆる「オープンイノベーション活動」と呼ばれるもので、グループ関連会社の協力も得ながら、大学や研究所、そしてベンチャー企業などから新技術や新事業の情報を収集して東ソーへ伝えています。

新たな第8の事業部を創出しモノづくりの会社として世界に貢献したい

北米には、ベンチャー企業が多く誕生する特定の地域があります。なぜならそこには、新技術をもとに「起業する人」、そして「資金援助者」、元ベンチャー経営者の「アドバイザー」などからなる「生態系(エコシステム)」が存在するためです。北米でのオープンイノベーション活動は、2000年前後から電機系企業を中心に日系企業でも取り組みが始まって、近年では化学系起業の中にも取り組む企業が現れてきました。東ソーもその中のひとつです。
東ソーは、今後ライフサイエンス分野、電子材料分野、環境・エネルギー分野の研究開発に力を入れていきます。当面の目標は、これらの分野の研究開発および事業展開に寄与する情報を収集し、東ソーへ提供すること。そして、既存事業部であるオレフィン・ポリマー・化学品・ウレタン・有機化成品・バイオサイエンス・高機能材料に次ぐ、第8の事業部を創出することが私の最終的な目標です。今後も引き続き、モノづくりの会社として世界に貢献していけるよう、私自身も成長し、東ソー自身をも新たなカタチへ変えていきたいと考えています。

地域や文化に応じた製品で
世界へ東ソーの価値を提供する

Singapore
Tosoh Asia Pte., Ltd.

熱海 洋介

市場の変化に適切に対応し次の製品開発や市場開発を探る

Tosoh Asia Pte., Ltd.は、東南アジアからオセアニア、インド、中東までをカバーする販売会社です。幅広いエリアに加え、取り扱う製品も基礎化学品から高機能材料、バイオサイエンス関連など多岐にわたります。私はオーガニックグループに所属し、有機化成品の販売をメインに、基礎化学品や高機能樹脂といった、今まで東南アジア域で販売していなかった製品の販路開拓も行っています。現在は、シンガポールの現地スタッフ2名と連携して、製品別・エリア別の販売業務に従事。コモディティ製品からスペシャリティ製品まで扱う商材が幅広く、市場環境も多様であるため、製品ごとの販売フォローが必要なのです。特に最近では、インドやベトナムをはじめとした開発途上国の発展が著しく、新たなニーズや販売機会の開拓が急務です。そのため、次の製品開発や市場開拓のための情報収集を担うアンテナとしての役割も果たしていきたいと思っています。実際に製品を使うユーザーと直接コンタクトする機会を増やし、市場の変化に適切に対応することも大切にしています。

貢献できるエリアを拡大し東ソーの発展、世界の発展を目指す

海外では、地域それぞれの発展の度合いにより受け入れられる製品のレベルが異なります。私たちは、地域や文化に応じた製品開発を行い、安定的に製品を供給していくことで、貢献できるエリアを拡大していきたいと思っています。東ソーでは、基礎的な化学製品に加えて、最先端の環境対応型製品の開発も進んでいます。こうした社会に貢献できる製品を生み出し、引き続き提供していくことが、世界の発展にも、東ソーの発展にも繋がる大切なことだと信じています。

蓄積した生産技術で
世界の環境保全の一翼を担う

Malaysia
Tosoh Advanced Materials Sdn. Bhd.(TAMM)

佐橋 康寛

現地の人々とともに働くための国民性に応じた仕組みづくり

Tosoh Advanced Materials Sdn. Bhd.(通称TAMM)は、自動車製造に使われる「ハイシリカゼオライト」の生産拠点としてマレーシア東海岸のトレンガヌ州に設立され、2016年12月より運転を開始しました。同社は東ソーとして初のマレーシア、そして初の単独資本、初のスペシャリティ製品と、海外への事業展開において新たな一歩を踏み出した会社です。ミッションは、日本と同じ品質の実現と、安全にかつ安定・高稼働運転の継続。その中で私は、日々の生産、生産設備、ユーザーサポートなど、テクニカル部門の統括管理をしています。
マレーシアはイスラム教の国で、中でもトレンガヌ州は敬虔な信者が多く住む地域です。朝はモスクや街角のスピーカーからのコーランの放送で目が覚めます。政治・経済は比較的安定しており、失業率が低いことからトレンガヌ州でも離職率が高く、優秀な人材確保はどの企業も苦労しています。ですから、TAMMとしても社員の育成は最重要課題のひとつ。効率よく育成するために、各作業の手順や各々の責任範囲を徹底的に「見える化」「単純化」しています。マレーシアの人たちは、大らかで気さくな反面、時間やルール、責任に対してルーズな傾向があるので、国民性に応じた育成や会社運営が必要なのです。

さらなる需要拡大に向け高い品質と迅速な対応で価値を提供

ハイシリカゼオライトは、自動車の排気ガス浄化触媒用途で環境規制の厳しい欧米を主要なマーケットとして発展してきました。さらに今後は中国やインドなどアジア諸国で規制が強まり、一層の需要拡大が予想されます。この需要を取り込むために重要なのが、顧客が要求する品質の製品を、タイムリーに、要求する数量を提供すること。そのためには、生産基盤を安定化し、要求への対応を迅速化することが大切だと考えています。とはいえ、TAMM社は稼働を開始したばかり。まずは、安全・安定運転を継続することを目標としています。蓄積した生産技術をもって、ここマレーシアから世界規模の大気汚染防止に貢献していきたいですね。

日本発の高品質なシステムで
現地医療の向上に役立つ活動を。

Belgium
Tosoh Europe N.V. (TSEN)

古田 有希

目まぐるしく変化する世界市場に確かな品質を提供する使命がある

Tosoh Europe N.V.(以下、TSEN)は、日本で開発・製造している診断製品をEMEAエリア(欧州・中東・アフリカ)で販売するための拠点として、物流や販売促進活動、顧客サポートなどを行う販売会社です。私が担当しているのは、新製品発売のスケジュールや規制対応に関する日本との調整、EMEAエリアの市場情報収集などです。EMEAエリアは広く、販売対象国は増え続けているため、市場にもますます多様性と変化が生まれています。たとえば、中東やアフリカの急激な経済発展、欧州での医療政策など、市場に影響を与える要素は政治や経済も含めて多岐にわたります。また、診断システムの考え方自体の変化により、患者さんに確実な測定結果を報告するための仕組みも複雑になっています。このような難しいエリアにも確かな品質の製品とサービスを提供するため、私たちは製品サポートやエンジニアの教育など、きめ細かな対応を行っています。それぞれの地域のニーズを汲み取った新製品の開発や既存製品の改良も日本で続いています。

信頼の厚い日本の製品・サービスを武器に様々な国の医療の現場へ貢献する

自社開発・製造の過程で培った技術や経験はかけがえのない財産であり、それに基づく東ソーの製品には海外でも大きな信頼を寄せられています。また、海外の販社では、それぞれの活動から得た情報を東ソーと共有し、顧客からのニーズに応えるソリューションの追求にも力を合わせています。こうした情報や経験を活かし、新たなシステムを生み出すことで、世界中の医療の現場へさらに貢献できると考えています。日本の確かな体制から生み出される製品やサービスは、直接の顧客である検査室だけでなく、検査を受ける患者さんにも大きな利益があるはずです。特に、新興国へ品質の高いシステムを提供し、価値を知ってもらうことで現地医療の向上に役立てるものと確信しています。

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