Interview

社員インタビュー 04

長い時間をかけて着実に行う
技術進化にやりがいを見いだす、
歴史あるプラントと向き合う仕事

安井 研一郎
ポリマー製造部 ゴム課
2010年入社

Profile

入社以来、ポリマー製造部ゴム課に所属。2年目からは、クロロプレンゴム製造プラントの『重合回収工程』の主担当として、製造プラントの生産性向上や省エネ省コスト、品質向上、現場運転員の作業性向上の検討および運転管理などを担当している。

あらゆるものに応用されて社会に還元される
『モノ』が生み出される化学メーカーに
魅力を感じていました。

東ソーに入社した理由は?

就職活動は化学メーカーに絞って行っていました。あらゆるものに応用されて社会に還元される『モノ』が生み出される化学メーカーに魅力を感じていました。数社受けた化学メーカーの中で東ソーに入社を決めた最大の理由は、大学の先輩が入社されていて、彼の働き方・生き方に強く魅かれたからです。また、プラント見学で、そのスケール感に圧倒されたこと、そして職場探訪を通じて会社の雰囲気の良さを感じられたことですね。

ゴム課のミッションは?

ゴム課では、クロロプレンゴム(CR)とクロロスルホン化ポリエチレン(CSM)の2種類のゴムを製造しています。CRのグレードは100種類以上あり、自動車用のゴム部品や靴用の接着剤など多彩な用途へ応用されるなど、高い機能性を有しています。製造部門は、大規模なプラントを「安全」に操業させること、製品を「安定」して生産すること、そして顧客が求める高い「品質」を守ること、この3つ全てを高度に達成することが求められます。そのために常に妥協せずに最適な設備や運転方法の改善を行う、また、プラントトラブルが発生した際には、速やかに問題を解決する…など、終わりなきトライを続けています。

稼働プラントの中には45年以上も動いているものも。
この歴史を丁寧に受け継いでいくことも
私たちのミッションです。

安井さんの担当業務は?

CR製造プラントの生産性向上や省エネ省コスト、品質向上、現場運転員の作業性向上の検討などを担当しています。具体的には、日々運転状況を確認し、現場で問題点を洗い出しながら、各工程を見直し、最適な改善策を考え、実際に設備改造や運転方法の改善を行うのが仕事です。また、トラブルへの対応や安定した生産を行うための運転支援など業務内容は多岐にわたっています。さらには将来の利益拡大に向けた様々な検討も併せて行っています。稼働プラントの中には45年以上も動いているものもあり、この歴史を丁寧に受け継いでいくことも私たちのミッションです。

仕事の面白さは?

結果が分かりやすいところが製造の仕事の面白みの一つだと思っています。日々稼働し、利益を生み出しているプラントが対象なので、自分のアイデアや努力は即座に結果として現れます。例えば運転員の作業量を減らすことができた、コスト削減などにより会社の利益に貢献できたなど、成果は明快です。実際、トラブルに対して自分のアイデアにより作業量の大幅な削減とコスト削減を達成できたときには、この仕事の醍醐味をリアルに実感できます。もちろん、失敗することも多々ありますが、若手のうちから積極的に挑戦できる環境があり、年齢に関係なく良いアイデアはどんどん採用されるボトムアップの社風なども仕事のやりがいにつながっています。

経験則をロジカルに解明する科学の眼を持ちながら、
そこから根本解決の道筋を見つける
アプローチを行っています。

壁にぶつかることはありますか?

日々壁にぶつかっています。トラブル削減のための設備改造を検討しても設備費用が高くて断念することになったり、改造がうまくいっても作業量が増えて効率が悪くなってしまったり、他のプロセスでうまくいった薬剤を添加しても効果が得られなかったり…など、試行錯誤の連続です。温度、圧力、またはグレードの違いによる性状の差などを踏まえ、合わせて経済性、ランニングコスト、運用方法、メンテナンス性、または法規制など、さまざまな要素も鑑み、そんな中で最適な答えを導き出さなければなりません。もともと感性に優れた人は当たりをつけて、近道を見つけることができるのかもしれませんが、私は経験値の積み重ねから科学的な理論や原理を当てはめて、ベストなアプローチ方法を確立していくしかありません。地道な仕事ですが、少しずつプラントのパフォーマンスが上がっていく手応えは心地よく、私はこのことを“長い時間をかけて着実に行う技術進化”と表現しています。

何か自らに課すテーマはありますか?

長年に渡って操業してきたゴムプラントでは、培ってきたノウハウや運転員の長年の経験が重要視される傾向があり、私もそれらをもとに検討を進めることが多くあります。しかし、問題を根本的に解決するためには、経験則だけではなく、学術的に検討していく必要があると私は考えます。高い品質を維持するためには、勘の部分が残っているのは危険です。例えば、この測定値がこう動いたら、この対策を講じるという論理を万端にしていく必要があると思います。だから今、私は経験則をロジカルに解明する科学の眼を持ちながら、そこから根本解決の道筋を見つけるアプローチを行っています。

絶えずチャレンジする気持ちを持ち続ければ、
どんなポジションになっても、
きっと面白い未来を生きられると、私は信じています。

3年後の自分を想像して見てください。

経験則で考える、理論・原則から考える…という双方のバランスから最適な答えを見つけられる技術者になっていたいと思います。その上で、プラント新設プロジェクトに参画したい。今までの経験とロジカルシンキングをフルに活かせる大きな舞台が訪れることに期待し、来たるべき日に向けての準備を進めていきたいと考えています。

長い目で見たキャリアビジョンは思い描いていますか?

例えば海外の能力増強プラントの新設に挑み、それが安定稼働するまで張り付いて仕事をするなど、自分なりの経験と理論・原則を海外の製造現場で活かしたい!という想いはあります。また、漠然とではありますが、将来的には事業所全体を見る、会社全体を見る、という立場で、戦略立案と戦略実践をダイナミックに行ってみたいという活躍イメージもあります。いずれにしても絶えずチャレンジする気持ちを持ち続ければ、どんなポジションになっても、東ソーでならきっと面白い未来を生きられると思いますね。

PAGE TOP