Interview

社員インタビュー 08

プラントの製造を
最適に保ち、性能向上も考え、
さらには投資計画も主導する
製造スタッフの仕事とは?

森川 純平
エチレン・エネルギー製造部 芳香族課
2012年入社

Profile

入社以来、一貫してプラントの運転管理業務を担当し、省エネ試験や機器の設計、プラント運転用プログラムの製作などを行っている。また、ベンチプラントの投資計画工事も担当。研究部門とともに、その遂行を主導している

ここ東ソーでならきっと
広く社会や環境に貢献できる!と確信し、
入社を決めました。

なぜ東ソーへ?

社会に広く貢献できる総合化学メーカーを中心に就職活動を行いました。その中でも東ソーは、バイオサイエンスにおける先端技術の開発・実用化から、コンビナートによる石油化学製品の安定供給まで、スペシャリティ事業とコモディティ事業を展開しており、ここでならきっと広く社会や環境に貢献できる!と確信し、入社を決めました。

エチレン・エネルギー製造部の役割は?

エチレンクラッカーを有するエチレン課、事業所内のユーティリティーを製造する動力課とともにエチレン・エネルギー製造部として四日市事業所の中核を担っています。私が所属する芳香族課は、エチレンプラントから発生する分解ガソリンからB(ベンゼン)・T(トルエン)・X(キシレン)を製造するBTXプラントをはじめ、キュメンプラント、t-BA(ターシャリーブタノール)プラントにて製品を製造するとともに、原料や製品の貯蔵・入出荷を行うタンクヤードを有し、中部圏唯一のエチレンクラッカーを支えています。

フル稼働のプラントから生まれる
製品のボリュームは、その売上も莫大で、
ビジネス自体のダイナミズムを味わえる。

現在の仕事は?

プラント運転管理や環境関連業務、担当する投資計画遂行など多岐に渡っています。メインとなるプラント運転管理では、プラントの安全・安定運転を継続するため、日々、状態を確認しています。昨日1日の運転をチェックして、例えば反応器の温度調整が必要と判断すれば、運転部門に指示して厳密な調整を行います。また、より良い運転を行うための省エネ対策を検討したり、プラントの性能向上や不具合箇所の解消を目指して、機器類の設計なども行います。例えば省エネ対策では、流量を下げて一番効率的な運転状態を維持したり、運転条件を変えて省エネメリットを出す。一方、性能向上では、既存の熱交換器の能力解析をして、現状の運転条件に合わせて設計し直し、パフォーマンスアップを目指すなど、様々な取り組みを行います。

投資計画の仕事は?

ベンチプラントの新設投資計画が決まり、研究部門とともに計画遂行に向けての条件決めやプラント設計に取りかかっています。投資計画を担当できるのは、滅多にある機会ではありませんので、この幸運を活かし、成長に繋げられるように頑張りたいですね。

仕事において面白いと感じることは?

製造の仕事の醍醐味は、まずプラントのスケールの大きさを日々実感できること。フル稼働を続けるプラントから生まれる製品のボリュームも、その売上も莫大で、ビジネス自体のダイナミズムも感じることができます。また、東ソーは製造部門、管理部門、営業部門、研究部門のどの部門においても、年齢を問わず明るく気さくな人が多く、部門間を超えた交流がしやすいところも魅力です。投資計画工事など、多くの人が関わる仕事では、分からないことや困ったことがあると、部門を超えて直接会いに行き、相談に乗ってもらうことができます。このような厚いサポート態勢があるからこそ、若手でも投資計画工事を遂行することができ、それが大きな自信となるのです。

製造現場の状況をリアルに把握でき、
プラントの全体像を深く理解することができる。
それが製造スタッフとしての自信に。

入社後にぶつかった壁は?

プラントの定期修理を1度も経験していない状態で、シャットダウン、スタートアップのシーケンス作成を任されたことが印象に残っています。私は運転員ではなく製造スタッフであるため、基本的にはプラント運転操作や現場作業を行いません。よって、当時はバルブ開閉における操作速度や量などの細かい内容も知りませんでした。この状態から数十ページにわたるシーケンスを作成することができるのか、不安ばかりが募ったことを昨日のことのように思い出します。

そんな状況をどのように乗り切りましたか?

初めに過去数年分のシャットダウン・スタートアップ報告書を読み、流れを頭に叩き込みました。その上で当時のデータ収集・解析を行い、まず自分なりにシーケンスを作成。その上で疑問に思った点、シーケンス組立に迷っている箇所を、ベテラン日勤者・ベテラン運転員、チーフスタッフに相談し、修正を繰り返しました。さらに幅広く多くの運転員が活用できるよう、若手運転員からも意見をもらい、誰もが使いやすいシーケンスを作成しました。この任務をやり遂げたことで、製造現場の状況をリアルに把握でき、さらにはプラントの定期修理の全体像および実施の流れを深く理解でき、それが製造スタッフとしての自信につながりました。

常に最適な製造を維持・管理する。
そして投資工事計画においても
完璧な実行を主導できるキーマンになりたい。

今、自分に足りないものは?

今までの業務は指示のもとで実行する場合が多く、自分から提案する場面は少なかったと感じています。今後は、入社当初の志望動機であった「広く社会や環境に貢献できる」よう、自ら考えて積極的に有意義な提案を行っていきたい。このような提案を行うために、オール東ソーとしてメリットはあるか?また環境に対する負荷が変化するか?を常に意識して、より大きな効果をもたらす独自の提案材料を探す努力を続けたいと思っています。

3年後の自分は?将来ビジョンは?

製造スタッフとしての3年後の自分は、運転員から信頼され、他部署から信頼される存在へ。プラント運転の技術や理論の最終的な砦になることを究極目標に、常に最適な製造を維持・管理して、そして投資工事計画においても完璧な実行を主導できるキーマンになりたいと考えています。将来的には、海外プラントの製造にも関わりたい。マレーシアの新設プラントを見学する機会があったのですが、そのときに「いつか海外プラントに駐在して、そこで製造の全体最適に挑みたい!」と素直に思いました。チャンスがあれば、ぜひトライしたいです。

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