Interview

社員インタビュー 11

世界市場と向き合うために。
ポリウレタン原料の研究開発を通して
グローバルビジネスの創出を目指す。

陳孫 詩蒙
ウレタン研究所 コーティンググループ
2015年入社

Profile

最初の半年間はバイオサイエンス事業の製造部に配属され、製造に関する仕事に携わる。その後、ウレタン研究所に異動。以来、機能性ウレタン製品に関する研究開発を行っている。

社長を含め、面接官全員が
学生の話を真剣に聞いてくれる。
そこに社風が表れていると感じた。

なぜ東ソーへ?

東ソーの面接を受けた際に、社長を含めた面接官たちが私の話を真剣に聞いてくださり、しっかり向き合ってくださっていたことに感動しました。面接を通じて、人を大切にする温かい社風も伝わり、ここで色々な仕事にチャレンジしたいという想いが募り、東ソーが第一志望に。そして希望通り、入社することができました。

ウレタン研究所コーティンググループの役割は?

コーティンググループは、自動車塗料、建築塗料、木工塗料、合皮などといった日常生活の身近なところで使用されているポリウレタンに関する研究開発を担う部署です。ウレタンの歴史は長いのですが、まだまだ未解明なことがたくさん存在しています。それらを解明する基礎研究を行いつつ、また、お客様との連携体制で次世代製品を研究開発。さらに既存製品に対するお客様の抱える問題のソリューションも提供しています。

現在の仕事について教えてください。

自動車塗料の原料に関する研究開発を担当し、既存製品の改良を行いながら、環境対応型の新規製品の開発を行っています。品質を安定させるために新たな添加剤を試してみたり、新たな硬化剤を加えてみたりと、仮説と検証の繰り返しです。そして良質なサンプルができたらお客様に評価していただき、そのフィードバックを受けてさらなる改良を行います。一方、環境対応型製品では、水系塗料の研究開発にチャレンジ。既存製品の性能に匹敵するものにするためには、どうしたらいいか。研究員一人ひとりが、独自の着想から検討を重ねます。私は今、界面活性剤を試すなど、親水性機能を高めるアプローチを行っているところです。

ぜひ私自身がブレークスルーを果たして、
成功へと導き、中国での上市を
果たしたいと思っています。

仕事の面白さは?

高分子化学の出身ではないので、分からないことがたくさんあります。合成、塗料作成、塗料評価、データ解析などに挑む毎日は発見の連続で、自分の中にどんどん知見が蓄積されていきます。徐々にお客様のニーズに応える改良品のサンプルなどを開発でき、それを評価いただける機会も増え、日々やりがいを感じることができています。また、環境対応型の新規製品の研究開発についても、画期的なものを創出できれば、私の母国である中国でのビジネス展開に大きな期待が持てるということもあり、この可能性の大きさと向き合うこと、それが仕事のやりがいであり目標となっています。

中国でのビジネス展開に期待。その辺りを具体的に教えてください。

中国では、揮発性塗料の規制法案ができ、一気に水系塗料の需要が高まっています。今、世界各国の塗料メーカーが中国市場を睨み、開発競争を繰り広げています。その開発の鍵を握るのが、化学メーカー各社が提供する「原料」で、私たち化学メーカーもまた、機能性の高い原料の開発競争を急ピッチで進めています。いち早く革新的な原料を提供できるようになれば、グローバルビジネスの創造も夢ではありません。ぜひ私自身がブレークスルーを果たして、成功へと導き、中国での上市を果たしたいと思っています。

現状の勝算はいかがですか?

すでに中国の展示会で、研究開発サンプルの発表を始めています。私自身も広州や上海の展示会やセミナーなどに参画して、営業とともにプレゼンテーションする場に立っています。反応は上々で、ブラッシュアップを経て、スケールアップに成功すれば、水系塗料原料の市場における優位性を確保できる!と確信しています。ぜひ、研究・製造・営業によるチーム連携で、この大きなチャンスを掴みたいと思います。

今では知見の厚みも増して、
着想の幅も広がり、ようやく研究者としての
スタート地点に立てたのではないかと感じています。

仕事をする上で壁にぶつかったことはありますか?

東ソーのウレタン製品は種類が多く、一つ一つの開発経緯、原料、製品名、特徴、使用用途を覚えることは大変でした。また、革新的な新製品を生みだすためには、競合他社の開発成果を知ることも重要なので、それらの情報のインプットも大変でした。お客様は今、何を求めているのか? ということも当然把握しなければならないので、日々壁にぶつかっていると言えるかもしれません(笑)

壁をどのように乗り越えましたか?

過去の文献、論文、特許情報、先輩たちのレポートなど、とにかくインプットを続けています。何でも吸収して、その中での疑問点やヒントなどを「問題メモ」に記しては、自分なりに考えたり、先輩に質問して解決したりと、着実に知見を蓄積しています。今では着想の幅も広がり、ようやく研究者としてのスタート地点に立てたのではないかと感じています。

中国にいるお客様とも向き合い、
新製品開発の可能性を探り、
その上で母国への貢献を果たしたい。

3年後の自分をイメージできますか?

ポリウレタン製品の市場は、今や全世界に渡ります。3年後には、培った技術力や語学力(日・中・英)を活かして、世界市場と向き合いたい。欧米はもちろん、東南アジアにいるお客様とも連携し、多彩な製品の開発にチャレンジしたいと思っています。その中には当然母国である中国も含まれます。新製品開発の可能性を探り、その上で母国への貢献を果たせたら、うれしいですね。

最後に学生たちへのメッセージを。

東ソーは、一人ひとりの意見・観点・着想を尊重し、その具現化へのチャレンジを後押ししてくれる会社です。失敗を恐れず、前向きに挑戦できる人には最適なフィールドだと思います。また、ダイバーシティへの取り組みも積極的で、外国人の採用も増えています。今後、グローバルなビジネス展開もさらに拡大していく東ソーは、多様な人材を求めています。ぜひ扉をたたいてみてください。

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