2007.01.04

ニュースリリース

社長年頭挨拶(1月4日、東ソー本社での年頭訓話から抜粋)

あけましておめでとう。皆さんや皆さんのご家族にとって、今年も幸多い年でありますよう願っております。
 
2001年1月から始まったミレニアム景気はいざなぎ景気を超え、日本経済は戦後最長の景気拡大となっている。しかし「第三次オイルショック」とも言うべき原燃料価格の高騰・高止まりや米国景気の減速感などを背景に現在の景気拡大に翳りもみえはじめている。当社は目標とする企業イメージとして豊かな収益力を持つ企業を掲げ、「最悪な経済環境においても、売上高経常利益率が5%以上であること」を目標としているが、各事業領域において引き続き、より一層の事業基盤強化を図っていく必要がある。

今年の取り組むべき経営課題としては、まず将来を担う「機能商品」事業の更なる強化・育成が挙げられる。将来の成長性という観点からは大半の事業が成熟商品中心となっており、今後急成長が期待できる商品群が少なくなってきている。いかに魅力ある商品を生み、育てていくことが非常に重要となっている。もう一つの重要な課題は、「ビニル・イソシアネート・チェーン」事業の推進・強化である。南陽事業所における第二期増強工事を計画通りに推進して、将来に向けての発展の礎を築きたい。

以上のように当社が抱える課題は多いが、東ソーの更なる成長を目指し、各自課題に果敢に挑戦し、今年一年元気に明るく頑張ろう。