2005.04.01

ニュースリリース

社長入社式挨拶(4月1日、東ソー本社での訓示から抜粋)

東ソー株式会社 入社式
  日時: 2005年4月1日10時より
  場所: 本社(東京都港区)にて
土屋 隆 社長の訓辞(要旨)


 産業人としてのスタートおめでとう。皆さんは、これまで恩師、親、友人などに育まれ、20年間にも及ぶ長い勉学の期間を終えて、いよいよこの東ソーに入社した。今度は勉学の成果を更に発展させ、「産業の発展に大いに貢献できる産業人」となることを期待する。

当社は1935年2月11日に設立され、本年2月に創立70周年を迎えた。私が入社した1965年からは、既に40年が経過していることになる。この40年間の当社の変化をみると、当時の売上高は約150億円から、2004年度は3,850億円と、実に約26倍となっており、現在の売上高の90%はこの40年間に新たに加わった製品群である。

この変化の流れは今後さらにスピードアップされていくだろう。「良き産業人」となるために、「貪欲に知識を吸収すること」即ち「学問に励むこと」を今後も心がけて欲しい。またこれまで専攻分野が自然科学系の人は、物理学、電気工学や機械工学のみならず社会科学や人間科学などを、社会科学系の人は法律学や経済学のみならず自然科学や人間科学など、これまでと違った分野の勉学にも挑戦し、ものを見る視野を広げ、各々のレベルアップを図ってもらいたい。

 これからの化学産業においては、より多くの知識を吸収し、その知識を現場に活かしつつ、進化してゆく人々にのみ、大きな可能性が開かれると言えよう。「心豊かに自分を磨いて、進化してゆく人」になることを期待する。

以 上