1997.04.24

ニュースリリース

エチレンプラントの能力増強について

東ソーは、エチレンの生産能力を、分解炉1炉の増設を含むデボトルネッキ ング(手直し増設)により、年産8万5千トン増強し、年産52万7千トン(定 修スキップ年)とする。

 当社は、現在、四日市事業所に年産44万2千トンのエチレンプラントを有 しているが、同時に、年間40万トン前後のエチレンを購入している。
 当社のエチレン使用量は、昨年5月に南陽事業所で稼働した年産30万トン (50万トン含み)の塩化ビニルモノマー(VCM)の生産能力の増強などで大 幅に増加、今後の拡大も見込まれ、今回の決定に至った。

 増強工事は、98年春の定修時を中心に、本年秋に着工し、98年秋の完工 を目指す。

【増強の概要】
設備 エチレンプラント(東ソー四日市事業所内 )
増強する生産能力 年産8万5千トン
増強後の生産能力 年産51万トン (定修年、定修スキップ年の平均)
年産52万7千トン(定修スキップ年)
年産49万3千トン(定修年)
工期 97年秋着工、98年秋完工予定
投資金額 約70億円