東ソー株式会社 CSR

MENU

CSRマネジメント

「私たちの東ソーは、化学の革新を通して、幸せを実現し、社会に貢献する。」という企業理念を実現することこそが、東ソーグループのCSRであるとの考えのもと、事業活動を展開しています。

CSR基本方針

東ソーグループはCSR活動を経営の中核と位置付けており、グループ全体でこのCSR基本方針を共有・実践することで、企業理念の実現を目指します。

東ソーグループCSR基本方針

私たちは、企業理念の実現にむけて、以下を基本方針として共有・実践します。

事業を通じた社会の持続可能な発展への貢献
化学を基盤とした独自の技術を深め、世界の事業パートナーとの協創を通じて、社会課題を解決し、人々の幸福に寄与する革新的で信頼性のある製品・サービスを提供します。
安全・安定操業の確保
事業活動にかかわる人々の安全・健康の確保と安定操業が、経営の最重要課題であることを認識し、安全文化の醸成と安全基盤の強化に真摯に取り組みます。
自由闊達な企業風土の継承・発展
働きがいがあり、人権と多様性を尊重する風通しの良い職場環境を育むことで、活力にあふれ、従業員とその家族が誇りを持てる企業風土を実現します。
地球環境の保全
化学物質管理を徹底すると共に、事業活動が地球環境に及ぼす環境負荷の最小化にバリューチェーン全体で継続的に取り組みます。
誠実な企業活動の追求
コンプライアンスを徹底し、対話と協働を基本とする誠実で透明性の高い企業活動を通じて、ステークホルダーから信頼されるグローバルな企業グループを実現します。
CSR担当役員メッセージ
重要課題の解決に向けた進捗管理を確実に実施していきます
東ソーグループは、CSR活動を経営の中核と位置付けており、グループ全体でCSR基本方針を共有・実践することで企業理念の実現を目指しています。
2022年度は、2021年度に見直しを行ったCSR重要課題の解決に取り組む初年度となりました。今後、それぞれの課題の解決に向けた進捗管理がより一層重要と考えています。
GHG排出削減
東ソーグループは2030年度に向けたGHG排出量削減目標を2018年度比30%削減とし、2022~2024年度中期経営計画の経営基本方針としています。
事業活動を通じたGHG排出量削減への貢献が、グループの中長期的な成長における最重要課題と認識しています。重要課題「気候変動問題への対応」の目標達成に向けた、GHG排出量削減の取り組みを確実に実行していきます。
社会課題を解決する製品・技術
事業を通じて社会課題を解決する製品・技術を創出し、社会に提供していくことが、東ソーグループの持続的発展につながっていきます。私も研究担当役員として重要課題の「社会課題解決型の製品・技術の創出・提供」で設定した目標を達成すべくマネジメントしていく責任があると認識しています。
2022年度は、当社の社会課題貢献製品・技術・サービスの社内認定制度を確立し、2023年3月のCSR委員会で14件の製品・技術を認定しました。当ウェブサイトでも社内認定された「社会課題ソリューション」を掲載しています。今後も既存製品の認定を継続していくとともに、新たな製品の創出に向け、研究開発資源を集中していきます。
人権尊重への対応
東ソーグループは、これまで「東ソーグループ行動指針」の遵守を通じて人権尊重へ対応してきました。2022年度は、人権尊重への対応指針となる「東ソーグループ人権方針」を国際規範に則ったプロセスで、専門家(西村あさひ法律事務所)の支援を得て策定しました。今後は人権方針を社内外に周知する対応を図るとともに、国際基準に則った対応を進め、グローバルに展開することが、東ソーグループとして必須と考えています。
持続可能な社会の実現に貢献し、また東ソーグループの持続的成長につなげるべく、重要課題の解決に向けて取り組んでいきます。

取締役 常務執行役員 土井亨
取締役 常務執行役員
土井 亨

企業理念体系

企業理念体系
  • 環境・安全・健康基本理念
  • 安全改革指針
  • CSR重要課題
  • 中期経営計画
  • 東ソーグループ行動指針
環境・安全・健康基本理念 安全改革指針 CSR重要課題 中期経営計画 東ソーグループ行動指針

※2011年11月13日に発生した南陽事業所第二塩ビモノマー製造施設の爆発火災事故を受けて策定された指針

安全改革指針

達成目標

  • 二度とこのような事故を起こさない「安全な化学メーカー」となる。
  • 従業員が安心して働ける職場とする。
  • 地域住民をはじめ社会が信頼して付き合える会社になる。

安全改革指針の要旨

社長の決意
社長は、安全が経営の根幹であることを再認識し、必要な経営資源を配分するとともに、その決意を全従業員と共有する。
安全文化の醸成
安全活動の総点検を行い、従業員一人一人が自ら考えて行動する、実効性の高い活動に変革する。
情報の開示と活用
事業所は、緊急時の状況等について、正しい情報を迅速かつ適切に地域住民に提供する。また、保安・事故情報は、これを確実に有効活用する。
教育、訓練の充実
技術と安全の教育・訓練をより充実させ、理解度・習熟度に応じた柔軟な教育システムを再構築する。
継続的な改革、改善
安全改革の活動が一過性のものとならないよう、全ての従業員が今回の事故を忘れず、この安全改革を継続的かつ確実に実行する。

CSR推進体制

東ソーのCSR活動は、社長執行役員を委員長とする「CSR委員会」を中心に、取り組みを進めています。CSR委員会は経営会議メンバー、本社管理部門長、全社委員会委員長で構成され、CSR活動方針の策定、各活動の進捗管理を行い、取締役会に上程しています。同委員会を補完する「CSR推進連絡会」、同委員会と同連絡会の事務局として「CSR推進室」を設置しています。
2022年度は8月と3月にCSR委員会を開催し、8月は社会貢献に関する製品・技術の認定制度を審議、3月は東ソーグループ人権方針と2023年度CSR活動方針の審議と社会課題に貢献する製品・技術・サービス14件の認定を行いました。
また、社内および社外への積極的な情報発信に努め、2022年度は、東ソーレポートに対する社外からの意見聴取を行いました。外部からの指摘を真摯に受け止め、改善に努めていきます。

推進体制図

推進体制図